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HARUSAME blog

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字幕翻訳歴10年目にしてブログを始めた切実な事情

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字幕翻訳との出会い

 

私が字幕翻訳の仕事に出会ったのは今から10年前のことです。

 

初期の仕事はTVドラマでした。とても波のある仕事で、1か月間こないなーと思ったら、2本のドラマが重なってくることもありました。

 当時私は北京に留学中で、大学寮に寄宿していました。キャンパス内には中国語学習者が大勢いましたから、センスのよさそうな学友をスカウトするのは難しくありませんでした。その学友たちとほぼ毎日のように顔を合わせては、食堂でごはんを食べたり、宿題をしたり。多くの時間を共に過ごす中でドラマ作品についても談義し、お互いの訳を見せ合い、アイディアを出し合いました。

 

最後に全話をチェックして同じトーンに仕上げるのは私の仕事でしたが、十分にコミュニケーションがとれていると、不思議と同じ空気感に仕上がるものだと感じました。かくして私たちのチームでは、ささいなことでも相談して決めるスタイルが定着し、明文化した翻訳のルールというものが存在しませんでした。

 

さて、タイトルに字幕翻訳歴10年目と書きましたが、帰国後は別の業界へ修行に出ていましたので、中6年くらいはブランクです。ええ、半分以上サバ読みました。

 

字幕翻訳に復帰

 

 復帰したのはわりと最近のことですが、仕事の絶対量は10年前と比べて明らかに増えている!なぜだかわかりますか?わからない?でもそんなに簡単には教えませんよ。

 とにかく今年の春~夏にかけては仕事が急増し、対応するのに必死でした。知り合いを数人スカウトしても足りず、ついに禁断の公募に踏み切りました。

 

気がつけば秋、 春の増員からまもなく半年が経とうとしています。みなさんの頑張りのおかげで一息つけるようになった、とこの半年を振り返ったとき、

重大なことに気づきました。

 

 

 

 

新しい人たちに自己紹介してなかった!!

 

 

 

 

 

人の経歴書もらっておいて、自分のことは名前しか教えていなかった!!

チェックバックのたびに断片的な情報を流すばかりで、基本的な方針や大原則を教えたこともなかったですね。

さぞ戸惑われたことと思います。大反省!

 

 ついでにもう一つ反省点は、字幕作成ソフトのセットアップマニュアルがお粗末すぎて、応募者の方を大混乱に陥れてしまったことです。中にはセットアップに3日間かかり、トライアルの翻訳時間を大幅にロスしてしまった方も。次の被害者が出ないうちに親切なマニュアルを作っておきたいものです。

 

追記:マニュアルを作成しました ↓ 

 

chinese-jimaku.hatenablog.com

 

ブログ開始

 

このような痛恨のミスをカバーすべく、情報共有の場としてブログを立ち上げることを思い立ちました。

・自己紹介を兼ねてチームのシステムと方針

・クライアントについて

・わかりやすい字幕ソフトセットアップマニュアル

・字幕ルールあれこれ

・独学で学ぶための方法

・確定申告のアドバイス

このくらいは共有しておきたい。 

それにしてもウェブ上には字幕翻訳に関する情報がなさすぎます。出してはいけない掟でもあるのでしょうか。それとも需要がないだけ?でも誰かがたたき台を出さなければ始まらないと思うので、とりあえずまとめていきます。