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HARUSAME blog

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新人翻訳者の育成について思うこと

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先日、朝起きるとブログのアクセス数が劇的にアップしていました。何事?と思い、調べてみると、同業の大先輩が前回の記事をツイッターでシェアしてくださったようでした。こちらの方です。

 

 

私も記事を全体に公開している以上は、いずれ同業の方々にも参考にしてもらえればと意識はしていましたが、まだまだ先のことだと思っていました。なにせ内輪向けの記事を7つ書き終えたばかり。facebookにもアップしていなかったので、拡散もされていませんし、よく見つけていただけたものだと感激しました。

 

そして今日、 翻訳事典2014年度版 (アルク地球人ムック) をパラパラとめくっていたら、こちらの方が特集ページで紹介されていて二度びっくり!翻訳者のおかれている状況に理不尽さを感じ、2007年からブログで翻訳に関する情報を発信されてきたそうです。非常に共感できました。

 

せっかく見つけていただいたので、呼応して、これはおかしいのではないかと思うことについて1つだけ投げかけてみたいと思います。言いたいことはたくさんありますが、控えめに1つだけ。(主に映像翻訳について書きます)

 

それは、翻訳会社の翻訳者応募条件が厳しすぎることです。

・映像翻訳経験2年以上

・SSTソフト保有(もしくは操作可能)

・トライアル受験料15,000円

 

未経験の人はどこで経験を積めばいいのでしょうか?ソフトの操作方法を教えるのに、そんなに手間暇がかかるのでしょうか?仕事の見込みが読めないのに20万円もするソフトを買えと?仕事のきっかけをつかみたいなら併設する養成講座に通えと?

 

だいたい、派遣会社だって登録は無料です。希望のヒアリング、スキルチェック、ビジネスマナー講習、パソコン講習くらいは無料で受けさせてくれます。そこまでして企業とのマッチングまで面倒を見てくれたうえで、給料の3分の1をもっていかれるのは理解できます。

 

でも養成講座でお金をとって、トライアル受験でお金をとって、仕事の斡旋でもお金をとるってどうなんでしょう?人材発掘と育成は、発注する側がやるべきことじゃないのでしょうか。買い手市場だからといって、そんなに搾取していいのでしょうか?それに評価基準もやたら細かい。そこ、翻訳者の素質を見るのに重要ですか?とつっこみたくなります。

 

一事業者として理解ができない部分が多いのです。翻訳斡旋業って、超ローコストでローリスクな事業だと思っているのですが、事業の根幹となる人材確保になぜほんの少しの投資ができないのでしょうか。

 

だって、翻訳の能力と経験年数って比例しませんよね?門戸を広くして、未経験だろうが養成講座に通ってなかろうが、本当に素質と責任感がある人材を発掘したほうが、自分がラクさせてもらえます。大変なのは最初だけです。本当ですよ。

 

 

翻訳事典2018年度版 (アルク地球人ムック)

翻訳事典2018年度版 (アルク地球人ムック)