無料で使える字幕編集ソフト「Subtitle Edit」のセットアップ方法
「Subtitle Edit」は無料とは思えないほど使いやすい字幕編集用ソフトです。非常に多機能で私も一部しか使いこなせていませんが、必要最低限の設定と、便利機能をまとめておきます。
SSTをお持ちでない学習者の方は、こういった無料で使えるソフトを活用してレベルアップに励まれると効果的なのではないかと思います。映像に字幕をのせてプレビューするのと、別々に見るのとではやはり感覚が違いますから。
それでは、セットアップ方法をご紹介していきます。なお、このソフトはMacには対応していませんので、WindowsのOSを入れたパソコンにインストールしてください。
(私が試した限りでは、Windowsを入れたMacでも無理でした)
目次
1.VLC Media Playerをインストールする
2.Subtitle Editをインストールする
3.Subtitle Editの設定を行う
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1.VLC Media Playerをインストールする
まず、コントロールパネル→システムとセキュリティ→システムの順にクリックし、自分のパソコンのシステムが32ビットなのか64ビットなのかを確認します。
(ここを間違えてインストールに失敗する方が多いので、ご注意ください。最近の主流は64ビットです)
以下のURLからVLC Media Playerをダウンロードし、パソコンにインストールします。
→http://www.videolan.org/vlc/download-windows.html
■パソコンのシステムが32ビットの場合■
▼トップページの右、「Download VLC」と書かれたボタンをクリックして32ビット用をダウンロードします。
■パソコンのシステムが64ビットの場合■
▼「Download VLC」の横の「▼」をクリックし、現れた選択肢の中から64ビット版を選んでダウンロードします。
ダウンロードしたファイルをダブルクリック→実行→コンピューターへの変更を許可で
簡単にインストールが完了します。
2.Subtitle Editをインストールする
以下のURLからSubtitle Editをダウンロードします。
▼トップページ左サイドバーにある「Download」のすぐ下に表示されている最新バージョン名をクリックします。2015年10月9日現在の最新バージョンは「Subtitle Edit 3.4.10」です。
▼開いたページを下へスクロールし、「Downloads」と書かれた見出しの下にある、「Setup」と書かれた文字列をクリックします。
すると、自動的にダウンロードが始まります。
2015年10月10日追記
最新バージョンの3.4.10とその前のバージョン3.4.9を試してみたところ、音声波形がきれいに出ませんでした。3.4.8は問題ありませんでした。最新から数えて2~3前のバージョンをダウンロードしたほうが安全かもしれません。
このファイルはzipという形式で圧縮されていますので、まず解凍します。解凍ソフトをお持ちでない方はzipを解凍できるソフトをインストールしてください。
▼無料ソフトもたくさん出回っています。
圧縮ファイルを解凍して開き、中のSetupファイルをクリックします。
「パソコンに変更を加えることを許可」し、言語は「日本語」を選択します。
続いて「次へ」→「同意する」→「次へ」→「次へ」
▼コンポーネントの選択では「Translathons」のチェックをつけたまま「次へ」
プログラムグループの指定もそのまま「次へ」
▼デスクトップ上にアイコンを作成しない場合は、下のチェックを外します。
最後にインストールをクリック。
「次へ」
▼「Subtitle Editを実行する」にチェックをつけて「完了」をクリック。
3.Subtitle Editの設定を行う
Subtitle Editを実行すると、英語の画面が立ち上がります。これをまず日本語に変更しましょう。
▼ツールバーの「Option」をクリック。
▼「Choose language」をクリック。
▼「日本語」を選択して、「OK」
▼はい、日本語に変換されました!
次に、一番重要な設定をしてしまいましょう。
▼オプションをクリック
▼「設定」をクリック
▼「ビデオプレーヤー」をクリックし、「VLC media player」を選択、右下の「OK」をクリックして閉じます。これを行わないと、ビデオが再生されないので気を付けてください。
▲「字幕プレビューのフォントサイズ」は使い始めてから、適宜調整してください。
ここまでが最低限の設定です。
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